リスクの少ないネット複業の代表としてアフィリエイトがありますが、アフィリエイトの現実を知っておくことはとても大事です。
それなりの時間を割くことになりますので、現実を知ることで、時間を割くべきかどうかを判断する材料にもできるからです。
複業は他にもありますので、アフィリエイトの現実を知って、他の複業に時間を振り向ける判断もあります。
アフィリエイトにこだわる必要は全くないのですから、費用対効果が悪いと感じたら、即撤退するのが時間の有効活用だと思います。
さて、実際にアフィリエイトでどれくらい収益を得られそうなのか、難易度の傾向を見て行きたいと思います。
代表的な調査2つあります。
アフィリエイトマーケティング協会と日本アフィリエイト協議会が毎年行なっているものです。
調査対象が異なりますので、調査結果は異なりますが、傾向としては似た傾向を示しています。
アフィリエイト収入の傾向は次の通りです。
ほとんど収入のない方が過半数を占めています。
一方で、お小遣い程度以上に稼げている方の割合は、必ずしも高いわけではありません。
- 日本アフィリエイト協議会：月3万以上が10％弱、月1,000円未満が70％弱
- アフィリエイトマーケティング協会：月3万以上が約25％、月1,000円未満が約50％
そして、アフィリエイトを始めてからの年数は次の通りです。
アフィリエイトに取り組んだ年数が経年でほぼ一定していることから、絶えず新規参入者がおり、絶えず退場者がいることがわかります。
5年未満の経験者数も一定であることから、早々に諦めてしまう方が多いようです。
- 日本アフィリエイト協議会：1年未満が約20％、10年以上が約30％
- アフィリエイトマーケティング協会：1年未満が約35％、10年以上が約10％
大雑把な傾向としては、長くアフィリエイトに取り組んでいるからといっても、必ずしも収益に結び付かないようです。
そして過半数の方がほとんど収入が無いということは、人と同じことをしていてもアフィリエイトでは稼げないということです。
一方で、取り組んでから年数の浅い方がほぼ同じ割合で経年推移していることから、取り組みやすいことが分かります。
結論として、アフィリエイトは取り組みやすい（=参入しやすい）けれども、稼ぎにくい複業であることがわかります。
ですが、私は複業としてアフィリエイトには取り組むべきだと思います。
その理由はこのブログの様々なところで述べて行きたいと思います。
日本アフィリエイト協議会の調査
日本アフィリエイト収入の経年変化
月額100万以上
- 2021年 1.1％
- 2020年 1.0%
- 2019年 （10万以上でひとくくり）
月額50万以上～100万未満
- 2021年 0.8％
- 2020年 0.3%
- 2019年 （10万以上でひとくくり）
月額30万以上～50万未満
- 2021年 0.6％
- 2020年 0.5%
- 2019年 （10万以上でひとくくり）
月額10万以上～30万未満
- 2021年 2.4%
- 2020年 1.7%
- 2019年 3.2%
月額3万以上～10万未満
- 2021年 3.8%
- 2020年 4.8%
- 2019年 3.4%
月額1万以上～3万未満
- 2021年 4.4%
- 2020年 5.0%
- 2019年 3.5%
月額5000以上～1万未満
- 2021年 5.9%
- 2020年 5.4%
- 2019年 7.4%
月額1000以上～5000未満
- 2021年 12.4%
- 2020年 10.8%
- 2019年 12.3%
月額1000未満
- 2021年 30.7%
- 2020年 30.6%
- 2019年 31.1%
収入なし
- 2021年 37.9%
- 2020年 39.9%
- 2019年 39.1%
アフィリエイト経験年数の経年変化
10年以上
- 2021年 33.3%
- 2020年 31.3%
- 2019年 27.6%
5年以上～10年未満
- 2021年 15.5%
- 2020年 19.2%
- 2019年 21.0%
4年以上～5年未満
- 2021年 7.1%
- 2020年 7.7%
- 2019年 8.2%
3年以上～4年未満
- 2021年 5.6%
- 2020年 6.4%
- 2019年 6.4%
2年以上～3年未満
- 2021年 10.7%
- 2020年 9.9%
- 2019年 9.7%
1年以上～2年未満
- 2021年 9.3%
- 2020年 7.8%
- 2019年 9.1%
半年以上～1年未満
- 2021年 9.0%
- 2020年 8.3%
- 2019年 9.6%
半年未満
- 2021年 9.5%
- 2020年 9.4%
- 2019年 8.4%
